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  • 2006.12.31 Sunday
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2006夏 京都の旅 - 3日目

 京都の旅の最終日.あいにく朝から小雨が降り続ける天気となった.この日はキャリーサービスで宿から荷物を京都駅に送り,手ぶらで嵐町を散策.雨の嵐山は風情があり,また起伏に富んだ山道を歩くには涼しく気持ちがいい.竹林に囲まれた細道を抜け,大河内山荘へ.

大河内山荘へ続く竹林の細道

 大河内山荘(国指定文化財)とは,時代劇の名優・大河内伝次郎が小倉山の山裾の起伏を利用して創りあげた広大な庭園である.

大河内山荘

 園内には,松,桜,楓等が植えられており,自然の気息を感じさせる.庭園は回遊しながら楽しめるようになっている.

大河内山荘の庭園

 また,園内からの眺望も素晴らしく,比叡山の遠望や嵐山の渓谷美にも見とれてしまう.

大河内山荘からの眺望

 園内を回遊した後は,茶席で抹茶とお茶請けをいただきながら一休み.竹林や庭園を眺めながらいただくお茶は格別であった.

茶席で一休み

 その後,常寂光寺に移動.ここは秋の紅葉の美しさでも知られる寺である.静寂な寺の雰囲気が何ともこの日の天気とマッチしている.訪れた日はもちろんのこと紅葉を楽しむことは出来なかったが,代わりに開花したばかりの蓮の花を楽しむことが出来た.

常寂光寺の蓮と庭園

 さらに落柿舎に向かって歩いて行くと,この地域(小倉山)一帯が,小倉餡発祥の地であることを記した案内板を発見.

小倉餡発祥の由来

 『日本で始めて小豆と砂糖で餡が炊かれたのは 京都に於いて平安京ができて間もなくの820年頃のことであります 当時 京のこのあたり小倉の里に亀の甲せんべいを作っている和三郎という人がいて 809年に空海が国から持ち帰った小豆の種子を栽培しそれに徇所から下賜された砂糖を加え煮つめて餡を作りました これを毎年御所に謙譲しました こうした菓子は極めて高価で珍しいものでありましたので一般の庶民の口には入りませんでしたがこの和三郎の努力で京都を中心に小豆が広く栽培され 江戸時代には茶道の菓子となり 又一方では祝飯としてハレの料理にも加えられるようになりました』
 なお,小倉餡発祥記念碑はこの近くの二尊院にあるのだという.

 京都の旅ももうすぐ終わり.切なさと寂しさを我慢し,新幹線に乗るために京都駅に向かう.
 実は日本国内を旅行するのは久々のことであった.最近は海外旅行も安く行けるため,旅行といえば海外ばかり訪れていた.しかし,今回の旅行で国内の魅力を再発見.日本の文化や自然の素晴らしさを改めて見直す旅となった.

京都駅と京都タワー



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【2006夏 京都の旅】 大河内山荘
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